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子宮がん検診

概要

妊婦さん

子宮がんには子宮の入り口(頚部)にできる「子宮頚がん」と子宮の奥(体部)にできる「子宮体部」の2種類があります。

子宮体がんは閉経後の女性に多いのに対し、子宮頚がんは若い女性でもかかる可能性が高いがんです。

子宮頸がん検診は、子宮頸部の表面の細胞をブラシなどの器具で軽くこすり取る簡単な検査です。 少し出血することがありますので、生理用ナプキンをご持参ください。

妊婦さん

頚部

子宮の入り口(頚部)をブラシでこすり細胞を採取します。

  • 内診
  • 細胞診
  • 経膣部エコー

体部

子宮の入り口(頚部)よりもさらに奥にある、子宮内膜の細胞を採取します。

  • 内診
  • 細胞診
  • 経膣部エコー

 子宮下部の管状の部分を子宮頚部、子宮上部の袋状の部分を子宮体部と呼び、それぞれの部位に生じるがんを子宮頚がん、子宮体がんといいます。
子宮がんのうち、子宮頚がんは約7割、子宮体がんは約3割程度を占めます。
 子宮頚がんのほとんどは、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染が原因であることがわかっています。このウイルスは性的接触により子宮頚部に感染します。感染しても90%の人はウイルスを自然に排除しますが、一部の人では異形成と呼ばれる前がん病変を経て、子宮頚がんに進行します。以前は発症のピークが40~50才台でしたが、最近は20~30才台の若い世代に増えてきており、妊娠、出産に影響することが心配されています。
 子宮体がんは子宮体部の内側に発生するがんで、卵巣から分泌される卵胞ホルモン(エストロゲン)という女性ホルモンの作用をうけて月経をおこす子宮内膜という組織から発生し、子宮内膜がんとも呼ばれています。子宮内膜増殖症という前段階を経て子宮体がん(子宮内膜がん)が発生することが知られています。
 子宮頚がん検診はブラシなどで子宮頚部を擦って細胞を採取して検査します。子宮体がん検診は子宮の内部に細い棒状の器具を挿入して細胞を採取して検査します。これらの検査で精密検査が必要と判断された場合は、病理検査や画像診断検査などを行います。子宮頚がん、あるいは子宮体がんが見つかれば、高次医療機関に紹介して、治療を受けていただきます。早期発見・早期治療が重要ですので、当院では1年に1回の検診をお勧めしています。