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一般食(常食)のレシピ

~ほうれん草の酢味噌かけ~ (レシピはこちら) ≪NEW≫
 
 酢味噌で和えた料理は別名「ぬた」と言われ、高知県の伝統的な調味料として知られています。一般的に白みそと砂糖、酢をよく混ぜ合わせた調味料ですが、好みや地域によってはその他にも柚子やからし、にんにく、ネギなどを加えることもあります。春先に食されることが多く、桃の節句にお雛様に供える地域もあるようです。
「ぬた」の語源は「沼田(ぬまた:泥深い田)」からきており、見た目が泥のようにどろどろとしていることから名前が付いたとされています。
~鶏肉のトマト煮込み~ (レシピはこちら) 
 
 お手軽に使用できるトマト缶ですが、ホールトマト缶とカットトマト缶のこれら2つには各々特徴があります。

★ホールトマト缶…甘味のある果肉と酸味のある種が含まれており、加熱することで旨味が引き立つ。比較的味が濃くコクがあり、カレーやトマトソース等の煮込み料理との相性が〇
★カットトマト缶…種がある程度取り除かれているため酸味は弱め。比較的あっさりとした味わいで煮崩れしにくいため、食感を楽しむスープや、温めずにそのままドレッシング等に使用すると〇

特徴をおさえて料理に上手く活用しましょう。
~ごまネーズサラダ~ (レシピはこちら) 
 
 果物の缶詰は、缶の内面を塗装していない「ブリキ缶(スチールにスズをメッキしたもの)」を使用しています。ブリキ缶を使用することで、果物に含まれる空気によって微量のスズが溶け出し、色や香りの変化を防ぐことができます(溶け出た微量のスズは身体に蓄積されないため、健康上問題はありません)。しかし開けて缶のまま置いておくと、缶の内面が空気に触れてスズが溶け出しやすくなるため、開けた後は必ず他の容器に入れ替えて冷蔵庫で保存しましょう。ブリキ缶は果物の缶詰の他、一部野菜の缶詰でも使用されています。
~タラのマヨネーズ焼き~ (レシピはこちら) 
 
 タラは高たんぱく・低脂質の代表とも言える白身魚です。年間を通じて比較的お手軽価格で流通しており、私たちの日常生活において馴染みのあるお魚かと思います。あっさりと蛋白な味わいでクセがないため、和食・洋食問わず利用しやすいのが特徴です。タラは食欲が旺盛で、約1mもの大きさにまで成長する個体もいます。お腹がいっぱいになった時の“鱈腹(たらふく)”という当て字の語源は、ここから由来しています。
~茄子の田楽~ (レシピはこちら) 
 
 田楽とは、日本の伝統芸能の1つです。田楽法師が「高足」と呼ばれる一本の竹に乗りながら芸を披露する舞があり、その姿が豆腐を串に刺したものに似ていることから、料理の田楽に繋がりました。基本は食材を串で刺したものになりますが、現在はそうではなくとも食材に味噌を塗った料理を田楽と言っています。
 豆腐以外にも、今回のレシピのように茄子、その他こんにゃく、里芋、しいたけなど使われる食材は様々です。ちなみに、冬場に美味しい「おでん」の「でん」は田楽を略したものです。こんにゃくを串に刺して味噌をつけたものをおでんと呼ぶのは、田楽から由来しています。
~揚げカレイの中華風あんかけ~ (レシピはこちら) 
 
 見た目がよく似ているカレイとヒラメですが、一般的にお腹の部分を手前に置いた時に顔が右を向けばカレイ、左を向けばヒラメ、と見分けることができます。また、カレイは小さなエビやゴカイを餌にするため口は小さなおちょぼ口ですが、ヒラメは小魚などを餌にするため口は大きく鋭利な歯が特徴です。
 カレイはふっくらコクのある味わいでフライや煮付けに向いているのに対し、ヒラメはさっぱりとした味わいのため、刺身やお寿司などの生食用としても多く出回っています。
~豚肉の豆乳煮込み~ (レシピはこちら) 
 
 豆乳には大豆製品由来の【大豆イソフラボン】が豊富に含まれています。大豆イソフラボンは化学構造が女性ホルモンに似ていることから女性ホルモン様の作用が期待でき、骨粗しょう症予防や更年期障害の軽減などに有用と言われています。
 豆乳以外にも、豆腐や納豆といった大豆製品は低脂肪で良質なたんぱく源であり、日本人に不足しがちなカルシウムも豊富に含まれています。これらは日頃から手軽に補いやすい食材かと思われますので、女性だけでなく男性にも積極的に摂っていただきたい食材です。

 

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